お金を目的としない。お金はあくまでツール。ただ目安は必要。

お金。

生きていくには切っては切れないものですが、ほしいと思えば思うほど逃げていくとも聞きます。

とはいえ食べていないといけないので、ないのも困ります。

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儲かっている人は妬まれやすい?

一生懸命汗水たらして働いて稼いだお金。株式や不動産に投資して稼いだお金。為替で稼いだお金。仮想通貨で稼いだお金。人をだまして得たお金。その他さまざまな形で回ってきたお金。

どのようにして稼いだお金であってもお金はお金。色はありません。

けど、日本人的には一生懸命汗水たらして働いて稼いだお金のことは悪く言いませんが、投資して稼いだお金や為替、仮想通貨で稼いだお金のことはなんとなくいい気がしない人もいるのではないでしょうか。(投資という概念が薄い人、投資とギャンブルをまぜこぜにしている方など)

昔、小学生の時、小学校の近くに大きな家がありました。小学生の時も大きい家だな~と思っていましたが、大人になった今見ても立派な家だなと思う家です。その家を指さして友達が「ここの家の人、悪いことしてお金稼いでるらしいで~。だからこんな大きな家に住めるんやって」と言っていました。その友達が考えたのか、その子の親がそう言っていたのはわかりませんが、おそらく親が言っていたのではと思います。

悪いことして稼いだお金が本当なら、小学生の耳に入るころには、「らしいで~」ではなく、「悪いことしたから捕まったんやで~」となるでしょう。その後もそんな話をきいたことはありませんので、悪いことして稼いだお金ではなく、ただの妬みだと思っています。

日本人は村社会ですので、その村(地域)でまわりより抜けている人を見ると裏切られてような気になりがちで、本当はすごく努力をしてみんなができないことをしているから抜けている可能性だってあるのに、そのような発想にはなかなか至りません。

こと「お金」というものについては、身長や見た目以上に妬みのターゲットとされやすいように感じます。

けどみんなお金の話はすき。

そうはいうものの、居酒屋で聞こえてくる話で「お金」にまつわる話は多くないでしょうか。

「年収が、ボーナスが上がった、下がった」「住宅ローンがどうのこうの」「子供の塾代が高い」「お小遣いが減った…」などなどいくらでもあります。

お金をすごく稼いでいる人をみて羨む、妬む一方で、お金の話は好き好んでしている。いや、お金の話ではなく、お金が”ない”話ですかね。

あくまで目安。目標ですらない

昨日、目的と目標の違い。目的は一つ。目標は目的を達成するためにあるを書きましたが、「〇〇円稼ぐ」というのは目的にはなりえず、目標でもない気がします。

例えば「年収1,000万円稼ぐこと」を目的とした場合、それを達成するために「残業を月〇時間する」という目標なったとしますが、目的を達成した後、それを達成してどうなるかが全く見えません。稼いだけど、「で、(稼いだお金)どうするの?」となります。なので目的にはしません。

それなら「お金のことを気にせず暮らしたい」という目的に対して、そのためには「年収1,000万円稼ぐ」という目標ならありです。この目的はあくまで「(自分が)お金のことを気にせず暮らしたい」であるため、どうやって「年収1,000万円」を稼いでも問題にはなりません(あくまでこの目標をクリアするためにはという意味で)。なので変な話、それこそ「悪いことして稼いだお金」でもいいわけです。

「年収1,000万円稼ぐ」という目標は定量的でありわかりやすいため、目標的(目標にするものとしては)にはいいのですが、「年収1,000万円稼ぐ」にだけこだわると、お金に支配される状態になってしまいます。とはいえ食べていかないといけないし、お金をもっと稼ぎたいと思っている人はどうすればいいかですが、私個人的には「目安」とする。が答えです。

稼ぐことそのものを目的とも目標ともしないけど、「生きていくために」、「〇〇するために」、「●●買うために」、「△△に投資するために」に必要だから、あくまで目安として「年収1,000万円必要」となるのです。

そもそもお金は何かと交換するツール。何かしたいことがあって、それにはその交換ツールである「お金」がいくら必要で、生きていくためにはいくら必要だから、目安として「年収1,000万円必要」であれば、支配されている状態ではなく、本来の目的にむかって進むことができます。

まとめ

お金に苦しまない生活をしたいというのは誰しもが考えること。けどそれ(お金)ばっかりに振り回されるのはもったいなく、あくまでツールなので、目安ぐらいに考えるのがちょうどよく、その方が目的に向かった行動がとれるので結果的に目安となるお金はついてくると信じています。


【編集後記】

スピリチュアルな話だったかもしれませんが、ついつい人の財布は気になるもの。気にして自分の財布が膨らめばいいですが、そんなはずはありませんので、しっかりと自分を持って進むだけかなと思います。

 

 

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