保険の代理店はしない。餅は餅屋に。
保険代理店をしている事務所は多くあります。
税務顧問をしている場合、お客様と距離が近く会計、税務だけでなく様々な相談を受ける中、保険に関する相談、話もよく聞きます。
そのため保険代理店をしていて、その保険会社の保険を契約してもらうとその分手数料が入り、副収入として結構な収入となっている事務所もあるようです。
ただ、私は(あくまで私はです)保険の代理店はしないポリシーです。餅は餅屋にという考え方です。
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専門ではない
保険の代理店もするなら、それ相応の知識が必要です。自分自身の保険は加入していますが、その際もいろいろな商品、組み合わせ、特約があり、そもそも定期、養老、終身…わかっていない、知らないことも多いです。
自分が契約している保険の内容も細部までわかっていないに(わかっていないといけないのでしょうが)、他人(特にお客様)の保険の内容まで把握できる自信がないのも事実です。
代理店となる際には、保険会社にもよると思いますが、研修や試験があります。ただそれだけでは十分ではなく、あくまで入口にすぎないでしょう。
保険と一口に言ってもどのような保険なのか(定期? 養老? 終身?)、どれがお客様にとって最適なのかを検討しないといけないですが、本業の業務もしながら、また本業の勉強もしながら、保険も勉強もして提案する必要があります。
別のところで勝負している
副収入と聞くと聞こえはいいですが、あくまで「副」収入でメインの業務からの収入ではありません。また「副」と言っている以上、仕事の仕方も「副」かもしれません(人によると思います)。
私は、自分がしたい業務でお客様が必要と考えられていることを自分がお手伝いできる範囲でしており、常にどうすればいいかを考えていますし、そのための勉強もします。
なので「副」収入のために割く時間をメインの業務(自分が本当にしたい業務)のために割いています。
餅は餅屋
餅は餅屋ということわざもありますが、こと保険に関してはこのように考えています。代理店登録して商品を売ることもできますが、複雑だし、本当にいいものを提案できる自信がないまま取り扱ってはいけないと考えています。
とはいえ、お客様から保険に関する相談や「入りたいけど何かいいのない?」と聞かれることがあります。私はその場合は、懇意にしている保険屋さんを紹介します。
持ちつ持たれつではないですが、保険屋さんも職業柄、会社やその社長がお客様で、その会社で私がお手伝いできる内容の相談があれば、私に相談してもらうようにしています。
まとめ
している方を否定しているわけでもなく、あくまで私の考え方ポリシーです。
臨時収入があればいいなーと思う反面、自分にとっては「副」収入かもしれませんが、契約する方にとっては「副」でされては困ります。
なので私は信頼のおける方を紹介し、自分は自分の本業をするという方針です。
【編集後記】
9月も中旬になり朝晩だいぶ涼しくなってきました。
もともとスーツを着るのが好きなのですが、暑い中まで着る気にはなれず、半袖シャツで仕事していますが(お客様とのアポ、あいさつ時はジャケット、ネクタイ着用しています)そろそろスーツもきちっときて仕事をしたくなってきました。
そして、新調もしたいなあと。
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