独立後は「なんとかなる」と言われるけど、本当は「なんとかする」
独立して1年数か月経ちました。
独立前は先に独立した独立先輩組をみてもみんな、なんとかなっているし、話を聞くと「なんとかなるで~」といいます。
本当かなと思いつつ、実際に独立してみて感じたことは、(勝手に)「なんとかなる」のではなく、(自分でどうにかこうにか)「なとかする」というものでした。
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独立後は「なんとかなる」?
独立するというと、
・勇気があるな
・家が(代々)会計事務所なん?
・仕事(お客さん)はもっていけるの?
ということをよく聞かれました。
勇気を飛び出したというものではなく、私は独立すると決めていたので別に勇気がどうのこうのではない、自分自身で事務所設立、お客さんは持っていくわけもなくゼロからスタート
という状況でした。
上のような話は独立していない人からよく聞かれた言葉で、先に独立した人からは、「いいやん」「どこでやるの」「いつから?」と基本ポジティブです。
なので、私も独立したいなと思う人にはすすめます。
ただ、今までのように「会社」が手伝ってくれるわけではなく、全て「自分」でやらないといけません。
「なんとかなる」ではなく、結局は「なんとかする」
(勝手に)「なんとかなる」のではなく、結局自分が、「なんとかする」のです。
それまでは仕事は会社(の上司)が取ってくるので、(自分ではとってないけど)目の前の仕事をする。迷ったら上司に確認する。
独立を視野に入れていても、独立後の心境はわからないので結構な甘えです。特に営業は上司しかしていない部署だったので私は余計に自分で「仕事をとる」ことを知りませんでした。
なので、いざ営業!といっても何をどうすればよいかわからず、どうにかこうにかアポを取って面談してもいまいちな手ごたえ、「やべ~どうやって仕事とればいいんだ~」「こんなんで仕事取れる気がしない」と結構へこみました。
とはいえ仕事がないと食べていけませんので、最初は人のお手伝いからでもよく、どうにか食べていけるように考えて行動しているうちに、自分の仕事も少しづつ増えていきます。そうすると知らず知らずのうちに仕事があるようになり、仕事の流れもできてきました。
これが独立先輩組のいう「なんとかなる」で、そういう状態にするためは「自分で」どうにかこうにか動いて「なんとかした」結果なのかと思います。
「なんとかする」に行きつくまでのいろいろ
私は今はどうにかこうにか「なんとかしている」状態です。
「なんとかする」ために、手数を増やしたり、いろいろと実験をしないといけません。
私がしたこと(していること)は
・ブログを書いて発信
・セルフマガジンを作って配布
・中小企業家同友会に入会
・●●会という名の飲み会に行く
・異業種交流会に参加
・昔の伝手を使って営業
・ひたすら名刺を配る
・コワーキングスペースを開設
と主に仕事を取るための営業。(最後のは今年の7月からで直接仕事をとるためのものではないです。)
けど、仕事は人からの紹介でしかきていません(ネットはおそらくやり方が間違っていて皆無。。)。
今ある仕事は、何かのきっかけで仕事をした方と次も仕事を一緒にしたり、別の仕事をもらったりという流れが多いです。やっぱり目の前の仕事を精一杯することが最大の営業じゃないかなと思います。
あと結果どれがヒットするかはわかりません。全然ダメダメだと思っていた営業先から連絡があったこともありましたし、逆にとても好感触なときでもその後全く連絡がなかったりと。何がヒットしてそうなったかはきちんと把握して、「なんとかする」ための武器をいろいろと持つことも必要です。
とはいえ感じることは、独立後も、いや独立後こそ一人ではなくいろんな人のおかげで今があるという初心は忘れてはいけませんね。
【編集後記】
本日は自分のコワーキングスペースco-ba nakanoshimaで店番をしながら仕事。
土曜日なので窓の外を歩く人たちも平日は異なり、また別の景色のようです。